見た目じゃない!美味しさで勝負!
農家の未来を背負う規格外サツマイモのおやつたち
imocheee
おいもちっぷす
as it.お芋とスイーツのお店(合同会社いたふ)
商品ストーリー
ほっくりとした食感、優しい甘さ、揚げたり蒸したり、近ごろは凍らせたりと、さまざまな商品に加工され、味わい方は千差万別。食事にもなり、スイーツにもなる「サツマイモ」。これが、「いたふ」の主力商品だ。
サツマイモは別名「からいも」と呼ばれ、「からいもの里」といえば菊池郡大津町。これは、今では熊本の一般常識になっているのだが、そういえば「始まり」をご存じない方も多いだろう。
「曽祖父が大津町でからいもの栽培を始めたのがきっかけだ。その後、祖父が貯蔵庫を開発し、今では貯蔵庫での熟成は当たり前になっている」と、「いたふ」代表の古庄さん。
続けて、「4代目として家業を担っていく中で、これからはイモ農家が増えることが重要だと気づき、伝えていかなきゃと思った。伝えるためには価値をプラスする必要があると考え加工に注目。5年ほど前から取り組み、2024年9月には『お芋とスイーツのお店 as it.』を熊本市北区にオープンさせた」
同じ労力・愛情をかけて育てたサツマイモを農家から買い取り、加工することで付加価値をプラス。そして生まれたのが、生地にサツマイモを練り込み、さらに焼きイモを加えた「imocheee」。仕上げにカラメルをブリュレすることで、程よい苦味も加えた大人のチーズケーキだ。
さらに、「美味無格(美味しいものに規格なし)」をコンセプトに、形にこだわらずに使ったチップス「おいもちっぷす」も開発。絶妙な揚げ加減で仕上げるチップスは、食べ応えもあり、食べ出したら手が止まらなくなりそう。
「1袋につき農家さんがいくらの売り上げになるのか……など、お客さまに見ていただける取り組みも計画中だ」
農家の未来、食品ロス、さらにフェアトレードのリアルまで表現する、新たな取り組み。まずは食べて応援することから始めたい。
事業者メッセージ

サツマイモは、流通するためには形がシビアで、多くの規格外品が出てしまう作物です。農家の皆さんには、「いかに美味しく安定して出荷できるか」に集中していただき、私たちが、県内全域のサツマイモを使ったスイーツを作っていきたいです。
古庄 利康 さん
事業者概要
事業者名
as it.お芋とスイーツのお店(合同会社いたふ)
所在地
熊本市北区清水亀井町55-64
営業時間
12:00〜17:00
電話番号
駐車場台数
8台
定休日
営業日はインスタグラムをご確認ください